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2005/11/19

仮面ライダー響鬼「「三十七之巻 甦る雷」

シュキとザンキ、二人の関係
 劇中ハッキリと言及されてなかったけど、シュッキさんと先代斬鬼さんは別人と考えていいのかな? 回想シーンでのザンキさんは、既に「斬鬼」と呼ばれていて烈雷も持ってたんで既に“鬼”だったようですし・・・とすると予想2-2が近いのかな。ドドロキくんがヒビキさんに教わってたみたいに、ザンキさんも鬼として“斬鬼”を襲名した後でシュキさんの下で修行していたというところか・・・

シュキさんはおばあちゃん
 要するにリサリサ(JOJO第二部)なのね(笑)。トドくん(26歳)のお祖母ちゃん並ということは80~90歳くらい!? 「呪術」の存在がちと唐突な感がありますが、まぁ鬼に変身するのも呪術みたいなもんなんでそれもアリかな。

シュキさんとノツゴの不思議な関係
シュキさんの両親の仇=10年前のノツゴ=今回登場したノツゴ ということなのかな。 シュキさんの執着の仕方をみると、魔化魍の種類としての“ノツゴ”全体を目に敵にしているのではなくて、同一個体のノツゴ、親を殺したあのノツゴに執着していると見るのが正しいだろう。 だけど仮にシュキさんが、あきらくんと同じ15歳の時に、両親を殺されたとすると半世紀以上の開きがあるんですけど・・・ 鬼(猛士)が魔化魍をそんなに長く野放しにしていたとは信じられない話。 
 件のあきらくんとの会話シーンを見返して見ると、「何故鬼になるのか?」との問いに「両親を魔化魍に殺されたから」と答えたあきらくん。 それに「私と同じだ」とシュキさんは返している。 ここではシュキさんも両親を殺されたから鬼を目指したとみるのがごく自然だけど、無理矢理解釈すれば「同じ」という言葉は「両親を殺された」にだけかかっているようにも採れる。 つまりシュキさんとあきらくんは「両親が魔化魍に殺された」のは共通しているが、「鬼になった理由」と「両親を殺された」事は全くの無関係ということ。  この説をとれば半世紀もノツゴが放置してある不自然さが完全に解消される。シュキさんがノツゴに両親を殺されたのはそんなに前のことではなくほんの10年前なのだ!  
 呪術を使える貴重な鬼として尊敬されていたシュキさん。 彼女は、修行中の鬼候補だけではなく、既に鬼である者も弟子として教えを乞う程の人物。 しかし10年前に魔化魍ノツゴに年老いた両親(えーと…この時点でご両親は百歳ぐらいかなぁ)を殺された途端に豹変。 目的の為には手段を選ばない冷酷な“鬼”になったのでした・・・

・・・・ってすみません。書いてて恥ずかしくなるほど強引な説でした(笑)
でもまぁ半世紀はまだしも10年前のノツゴと今回のノツゴが同一個体であるとみるのも苦しいんですよね。 これまで劇中では、たとえひとりの鬼が倒されても他の鬼が魔化魍を必ず撃退してましたし・・・
 深手を負ったノツゴが10年たって復活したと見るべきなんでしょうが、魔化魍ノツゴって元々10年に一度ぐらいしか現れないって設定なんで、それだけ間が開いちゃうと、今回出てきたのがたまたま同じ色や大きさの別のノツゴだったって可能性もあるわけです。  同一の個体であるという証、例えば体の模様に特色があるとかシュキさんが付けた傷がついているとか演出上の工夫は必要だったんじゃないかなぁ。

復活の斬鬼さん!でも・・・
 再び鬼の姿で戦う斬鬼さんが見られるのは嬉しいんだけどいままでのザンキさんの立場が変わっちゃいそうで正直ちょっと心境は複雑かなぁ。
 それはそうと変身アイテムの音伽と音撃弦は都合よく雷神に搭載してあったんでしょうか? 
ザンキさんが現役時代に使用していたのをそのまま持っていた? シュキさんのように追放されたわけじゃないとはいえ、引退したザンキさんが返却せずに持っていたというのも不自然。ましてザンキさんの場合胸のキズのためドクターストップがかかってたわけですから…
 とするとあの音伽はあくまでトドロキくん用の予備の変身アイテムだと考えた方がいいのかな。 今回のように奪われたり或いはうっかり紛失するほとんどないにしても、激しい戦闘の末に破損させてしまうような場合はよくあるのでしょう(ヒビキさんも童子たちとの戦闘中に音叉を落とした時がありましたし…) そういう時の為の予備の変身アイテムが支部には置いてあるのでしょう。 トドロキくんの音錠で変身したシュキさんを見ても分かるように、自分専用の変身アイテムでないと鬼に変身できないってのでもなさそうですし… 
もしかしてみどりさんの研究室に陳列してあった音叉もこういう予備なのかも。 
 というかトドロキくんが変身できるものと考えないとあのシーン自体が不自然になるんですよ。 トドロキ・ザンキ・あきらの3人ともろくに戦えないにも関わらず、なんでDAで魔化魍の探索してるのかってことになっちゃいますし… 他の鬼のサポートをしているようにも見えませんでしたし、まして鬼祓い中のイブキさんの手伝いをしているのでもないですし…
 この音伽の出所も含めてザンキさんがうやむやのうちに復活しちゃった印象があるのが残念。 あきらくんがあんなに鬼になるの事に悩んでいるのに、引退した斬鬼さん復活劇をあっさりと描いてしまうのはちょっといただけないなぁ。 復活させるにしてももっとじっくりとして欲しかった。
 十五、十六之巻で描かれた引退劇がドラマとして素晴らしいものだっただけに今回のあっさりとした復活はかなり拍子抜けな感じ。 華々しく引退したプロレスラーがひょっこり復帰しちゃった時に似た“理不尽さ”も感じてしまった。

 消化不良感が漂う今回。あきらくんの葛藤やザンキさんの復活、威吹鬼さんの鬼祓い等々面白い要素が上手く処理し切れていない。
どうせ駅伝の関係で次々回はお休みになっちゃうんだから、思い切って三話1エピソードにしてしまってその分個々のネタを膨らませてもくれたほうがありがたかったかな。
 特に鬼祓いがうやむやになってドラマ上で上手く活かされなかったのが残念。これだけでワンエピソード作れそうなネタなのに…
宗家であるイブキさんは確かに「鬼になることへの葛藤」とは無縁だけど、宗家なりの苦しさ宗家に課せられた義務や責任も当然あるわけです。「鬼祓い」ってのはそのひとつの表れじゃないかな。 「道を外れた鬼」を正す役であるためには、宗家は決して道を外れてはならない。 つまり「鬼である事への葛藤や迷い」を持つことは許されない。 それってものすごいプレッシャーですよね。 
この「鬼祓い」って設定はよく膨らませればイブキさんだけが持つ、宗家としての重圧や悩みが描けたと思うし、あきらくんの悩みと上手く対比させれば面白くなったんじゃないかなぁ。 
 イブキさんに「あきらに鬼の影の領域に踏み込んで欲しくない」と言わせるなら、あきらくんをザンキさんに預けた理由も「鬼祓いの可能性を考慮したイブキさんがそれを見せたくなかったから」にすれば良かったのに・・・ 鬼のヨロイを盗んだシュキがザンキさんと師匠であった為にイブキの意に反して皮肉にもあきらくんを影の部分にさらしてしまう・・・なんて展開だったらドラマチックだったかも
 そのあきらくんに対してフォローがなかったのも消化不良の一因。 ラストでシュキさんとザンキさんの二人だけにしてシーンとしての美しさを優先させたのはいいとしてもシュキさんの口から一言ぐらいあきらくんについての言葉があってもよかったのに・・・ 威吹鬼ともども戦闘のドサクサで忘れ去られてしまってかなり不憫。
 忘れ去られたといえばトドロキくん。 雷神に乗ってシュキに会いに行ったザンキさんと、すごいスピードで走って追いかけたあきらくん(桐矢京介並の足の速さだ!) そんな勝手な二人に置き去りにされたトドロキくんがかなり可哀想(笑)  
あきらくんはおそらくあのまま失踪、ザンキさんもなんとなくあのまま帰っちゃいそうな感じだったし、視聴者からもすっかり忘れられてたみたいだし、あの後不貞腐れただろうなぁ(笑)
 ザンキさんの弟子であるトドロキくんとシュキさんの絡み無かったのも残念な点。 トドロキくんって今回ホントにドラマ上は蚊帳の外だったんだよな。 セリフは多かったけど音錠を奪われるだけの損な役回りだったのが不憫だ。
 

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