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2005/11/22

仮面ライダー響鬼 四十之巻 「迫るオロチ」

まずひと言。トドロキくん!「森に人が入らないように見張ってた方がいいッス」ってそんな事を思うなら、
たちばなでのんきにお茶なんか飲んでないで見張っててくれ!
 暗くなってたとはいえ人が進入しちゃって犠牲者が増える可能性は低くないでしょ!!
ここはセリフだけでもいいから「魔化魍を放置しているかのような」印象を与えないようにして欲しかった。先週は捕らえられた明日夢くんとみどりさんを弾鬼さんが捜索しているってセリフでそういう配慮が見られたのに・・・

コダマの森、森のコダマ?
もしかして森全体が魔化魍なのかな? あの人の形してるのは単なる端末なのかも?

郁子ママの魅力爆発
いやぁ明日夢くんと郁子ママの会話シーンを見ると実に“響鬼らしい”なぁと思ってしまいます。
まぁ「響鬼らしい」って言い回しもちょっと奇妙な気もしますが…(「仮面ライダー響鬼」を見てるんですから当たり前なんですが、どうしてもそう感じちゃうんですよねぇ)

桐矢京介・手当たり次第
ヒビキ>イブキ>トドロキ>あきら とどんどん目標を下方修正する桐矢(笑) 
もしあきらくんに断られてたらどこまで低くなってたんだろう?
ここに来て桐矢京介というキャラクターが面白くなってきた気がします。 
これまではわりと唐突に魔化魍との戦いの場に現れたりストーカーしたり合宿に参加したりと物語への関わり方がかなり不自然でしたが、今回やっと違和感の少ない形でドラマに関わることができたかな。

悩み続けるあきらくん
先週で彼女の問題が解決したわけじゃなかったのね。でもきちんと連絡が取れてるみたいなんで関係は回復に向かっているみたい。
明日夢くんとお茶してた時は授業のノートを貰ってたのかな?モッチーが見たら誤解して暴れそうだ!
桐矢も申し出を受けて弟子入りを許可したのは意外でしたが、普段と逆の“教える”立場になるというのはリハビリにいいかもしれません。 教えてるうちにいままで気付かなかった事・見えなかった事に気付くというのはよくありますからね。
 最近のイブキさんの悩み方をみると、猛士本部が若いイブキさんにあきらくんを弟子につけたのは、あわよくばイブキくんの方の精神的成長も期待しての事なのかもしれませんね。 若いんで時間的な余裕もあるわけですし師弟ともどもゆっくりじっくり育てる腹積もりだったのかも(意に反してあきらくんは早く鬼になりたがってますが…)
さて師匠の危機の駆けつけるあきらくんですが、このままじゃ危険と分かってる「コダマの森」にノコノコ入って来ちゃったみたいに見えるんで、
森の前で威吹鬼さんの竜巻を発見したあきらくん、二次遭難の危険を考慮し森への侵入を躊躇していると中から激しい戦闘の音が… それを聞いたあきらは師匠・威吹鬼の身を案じ思わず駆け出してしまった。
なんてフォローのシーンが来週あるといいけどなぁ。

鬼になるという事
「鬼になるという」目的の為にかなり積極的に(周りの迷惑を考えずなんですが)行動する桐矢京介。
以前、十六之巻でヒビキさんに「少年を弟子にする気がない」って言われてたの時に思ったのは、実は明日夢くんに欠けていたのはこういう積極性だったんじゃないかなという事。 屋久島で会った時はまだしもたちばなで再会した時にでも「弟子になる」ような方向で積極的な行動を見せていたらヒビキさんの反応もまた違ってたのかも。 
もちろん桐矢京介に関して評価できるのはその積極性だけ。それ以外は鬼の仕事をよくわかってなかったり自分の力量を考えてなかったりと「弟子になる」以前の段階なんですが・・・

さて最終クールに入り作品としてのゴール、オロチというラスボスめいたものの影が見えてきました。 
クライマックスに向けて“驚きの展開”になるのは大歓迎なのですが、それが単に“驚かせただけ”に終わらないように期待します。

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2005/11/20

仮面ライダー響鬼「三十八之巻」「三十九之巻」

三十八之巻 「敗れる音撃」と三十九之巻 「始まる君」は あまり書くネタがないんでまとめちゃいます。

魔化魍ヨブコ
呼子といえばどうしても水木しげるの描くコミカルな一本足の妖怪を想像してしまうけど、魔化魍の方は怖い系でリザードマンみたいな感じ。
伝承ではやまびこの親戚みたいな妖怪なんで、どうせなら魔化魍ヤマビコとデザイン上に共通点を持たせりゃいいのに・・・
まぁデザインよりも音撃を跳ね返す能力の方を採用したということなのかな。

逃げちゃダメダ!
 音撃の効かないヨブコにいくら為す術が無いからって3人とも逃げちゃダメじゃん。何人も犠牲者が出てるんだから、せめてひとり位は現場に残ってましょうよぉ。 
打開策を得る為にみどりさんの知恵を借りに来たヒビキさんはまだしも、たちばなであきらくんの事を悩むイブキさんもウエディングドレスで妄想するトドロキくんもTPOを考えて行動してくれよぉ~(笑)  
せっかく「必殺技の効かない敵の出現」っていう最高に盛り上がるシチュエーションなのに、ヒビキさんだけにまかせっきりでイブキさんもトドロキくんも他人事みたいな態度なのはいただけません。 この二人にとって魔化魍を退治するってことはその程度のことなの?

最初にヨブコと戦った森と明日夢くんたちが合宿していた廃校って距離は離れてるんですよね。 現場に近かったらヒビキさんも避難を促したでしょうから、ヨブコはヒビキさんをわざわざ追ってきたってことなのかな。 その後、街に出現したのも含めてどういう意図を持って行動しているのか不明。 おやっさんのセリフで「ヨブコのなわばりが…」ってのがあったけどどれだけ広いなわばりなんだ!

今回はシーンごと、場面ごとで見ていけば決して悪くなかった。それどころかかなり良いシーンが多かったといっていいだろう。
みどりさんの意外な活劇も良かったし、桐矢京介に対する出撃前のヒビキさんの行動はカッコよかったし、イブキとあきら、ザンキとトドロキのふたつの師弟関係のやりとりなどかなり熱いシーンだった。 ラストの響鬼さんの「鬼神覚声」の描写も説得力十分でしたし、「明日夢」と名前で呼びかけるシーンも正直ジーンときました。
 
 ただ、全体をみるとどうしてもちぐはぐな印象を受けてしまう。 
今回のエピソードは「音撃の効かないヨブコを倒す」というのが主軸のはず。この主軸とのイブキ・トドロキとの絡ませ方が決定的に失敗している。 
イブキとトドロキの二人は最初の戦いで撤退した後は、まるでヨブコの存在を忘れたかのように行動する。 これまでの流れから、イブキとあきら、ザンキとトドロキの物語の顛末も気になるのは確かだ。 でもね。一度魔化魍と対峙していながら、魔化魍そっちのけで個々人の問題を解決するのを優先させるのはヒ-ローとしてどうなの? 
 今回ヒビキ・イブキ・トドロキの3人の物語のベクトルがまちまちだけど、それぞれの物語を別々に描きたいならそれらを平行に描けばいい。 最初からイブキ・トドロキの二人を、「ヨブコを倒す」というヒビキさんのストーリーと交わらせなければOKだ。 最初のヨブコ戦で鋭鬼なり弾鬼なりと他の鬼と響鬼を組ませればいいだけの話なのに・・・

 こういう「音撃の効かない敵が登場する」ってエピソードは本来、アームドセイバーが奪われた伏線が回収された事や「鬼神覚声」がきちんとした形で出た事を考えると、第三十三話の直後に置くべきエピソードじゃないかなぁ。 特に「アームドセイバーの波長を研究された」ってネタを4話も間を空けて使うならば、その4話のどこかで、洋館の男女がなにか開発しているシーンを入れるとか二人にセリフで語らせるとか、そういう配慮をしてほしかった。

話としては好きな話なんだけど、そういうエピソードの順番の不自然さも含めて、イマイチ熱くなれないお話でした。

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2005/11/19

仮面ライダー響鬼「「三十七之巻 甦る雷」

シュキとザンキ、二人の関係
 劇中ハッキリと言及されてなかったけど、シュッキさんと先代斬鬼さんは別人と考えていいのかな? 回想シーンでのザンキさんは、既に「斬鬼」と呼ばれていて烈雷も持ってたんで既に“鬼”だったようですし・・・とすると予想2-2が近いのかな。ドドロキくんがヒビキさんに教わってたみたいに、ザンキさんも鬼として“斬鬼”を襲名した後でシュキさんの下で修行していたというところか・・・

シュキさんはおばあちゃん
 要するにリサリサ(JOJO第二部)なのね(笑)。トドくん(26歳)のお祖母ちゃん並ということは80~90歳くらい!? 「呪術」の存在がちと唐突な感がありますが、まぁ鬼に変身するのも呪術みたいなもんなんでそれもアリかな。

シュキさんとノツゴの不思議な関係
シュキさんの両親の仇=10年前のノツゴ=今回登場したノツゴ ということなのかな。 シュキさんの執着の仕方をみると、魔化魍の種類としての“ノツゴ”全体を目に敵にしているのではなくて、同一個体のノツゴ、親を殺したあのノツゴに執着していると見るのが正しいだろう。 だけど仮にシュキさんが、あきらくんと同じ15歳の時に、両親を殺されたとすると半世紀以上の開きがあるんですけど・・・ 鬼(猛士)が魔化魍をそんなに長く野放しにしていたとは信じられない話。 
 件のあきらくんとの会話シーンを見返して見ると、「何故鬼になるのか?」との問いに「両親を魔化魍に殺されたから」と答えたあきらくん。 それに「私と同じだ」とシュキさんは返している。 ここではシュキさんも両親を殺されたから鬼を目指したとみるのがごく自然だけど、無理矢理解釈すれば「同じ」という言葉は「両親を殺された」にだけかかっているようにも採れる。 つまりシュキさんとあきらくんは「両親が魔化魍に殺された」のは共通しているが、「鬼になった理由」と「両親を殺された」事は全くの無関係ということ。  この説をとれば半世紀もノツゴが放置してある不自然さが完全に解消される。シュキさんがノツゴに両親を殺されたのはそんなに前のことではなくほんの10年前なのだ!  
 呪術を使える貴重な鬼として尊敬されていたシュキさん。 彼女は、修行中の鬼候補だけではなく、既に鬼である者も弟子として教えを乞う程の人物。 しかし10年前に魔化魍ノツゴに年老いた両親(えーと…この時点でご両親は百歳ぐらいかなぁ)を殺された途端に豹変。 目的の為には手段を選ばない冷酷な“鬼”になったのでした・・・

・・・・ってすみません。書いてて恥ずかしくなるほど強引な説でした(笑)
でもまぁ半世紀はまだしも10年前のノツゴと今回のノツゴが同一個体であるとみるのも苦しいんですよね。 これまで劇中では、たとえひとりの鬼が倒されても他の鬼が魔化魍を必ず撃退してましたし・・・
 深手を負ったノツゴが10年たって復活したと見るべきなんでしょうが、魔化魍ノツゴって元々10年に一度ぐらいしか現れないって設定なんで、それだけ間が開いちゃうと、今回出てきたのがたまたま同じ色や大きさの別のノツゴだったって可能性もあるわけです。  同一の個体であるという証、例えば体の模様に特色があるとかシュキさんが付けた傷がついているとか演出上の工夫は必要だったんじゃないかなぁ。

復活の斬鬼さん!でも・・・
 再び鬼の姿で戦う斬鬼さんが見られるのは嬉しいんだけどいままでのザンキさんの立場が変わっちゃいそうで正直ちょっと心境は複雑かなぁ。
 それはそうと変身アイテムの音伽と音撃弦は都合よく雷神に搭載してあったんでしょうか? 
ザンキさんが現役時代に使用していたのをそのまま持っていた? シュキさんのように追放されたわけじゃないとはいえ、引退したザンキさんが返却せずに持っていたというのも不自然。ましてザンキさんの場合胸のキズのためドクターストップがかかってたわけですから…
 とするとあの音伽はあくまでトドロキくん用の予備の変身アイテムだと考えた方がいいのかな。 今回のように奪われたり或いはうっかり紛失するほとんどないにしても、激しい戦闘の末に破損させてしまうような場合はよくあるのでしょう(ヒビキさんも童子たちとの戦闘中に音叉を落とした時がありましたし…) そういう時の為の予備の変身アイテムが支部には置いてあるのでしょう。 トドロキくんの音錠で変身したシュキさんを見ても分かるように、自分専用の変身アイテムでないと鬼に変身できないってのでもなさそうですし… 
もしかしてみどりさんの研究室に陳列してあった音叉もこういう予備なのかも。 
 というかトドロキくんが変身できるものと考えないとあのシーン自体が不自然になるんですよ。 トドロキ・ザンキ・あきらの3人ともろくに戦えないにも関わらず、なんでDAで魔化魍の探索してるのかってことになっちゃいますし… 他の鬼のサポートをしているようにも見えませんでしたし、まして鬼祓い中のイブキさんの手伝いをしているのでもないですし…
 この音伽の出所も含めてザンキさんがうやむやのうちに復活しちゃった印象があるのが残念。 あきらくんがあんなに鬼になるの事に悩んでいるのに、引退した斬鬼さん復活劇をあっさりと描いてしまうのはちょっといただけないなぁ。 復活させるにしてももっとじっくりとして欲しかった。
 十五、十六之巻で描かれた引退劇がドラマとして素晴らしいものだっただけに今回のあっさりとした復活はかなり拍子抜けな感じ。 華々しく引退したプロレスラーがひょっこり復帰しちゃった時に似た“理不尽さ”も感じてしまった。

 消化不良感が漂う今回。あきらくんの葛藤やザンキさんの復活、威吹鬼さんの鬼祓い等々面白い要素が上手く処理し切れていない。
どうせ駅伝の関係で次々回はお休みになっちゃうんだから、思い切って三話1エピソードにしてしまってその分個々のネタを膨らませてもくれたほうがありがたかったかな。
 特に鬼祓いがうやむやになってドラマ上で上手く活かされなかったのが残念。これだけでワンエピソード作れそうなネタなのに…
宗家であるイブキさんは確かに「鬼になることへの葛藤」とは無縁だけど、宗家なりの苦しさ宗家に課せられた義務や責任も当然あるわけです。「鬼祓い」ってのはそのひとつの表れじゃないかな。 「道を外れた鬼」を正す役であるためには、宗家は決して道を外れてはならない。 つまり「鬼である事への葛藤や迷い」を持つことは許されない。 それってものすごいプレッシャーですよね。 
この「鬼祓い」って設定はよく膨らませればイブキさんだけが持つ、宗家としての重圧や悩みが描けたと思うし、あきらくんの悩みと上手く対比させれば面白くなったんじゃないかなぁ。 
 イブキさんに「あきらに鬼の影の領域に踏み込んで欲しくない」と言わせるなら、あきらくんをザンキさんに預けた理由も「鬼祓いの可能性を考慮したイブキさんがそれを見せたくなかったから」にすれば良かったのに・・・ 鬼のヨロイを盗んだシュキがザンキさんと師匠であった為にイブキの意に反して皮肉にもあきらくんを影の部分にさらしてしまう・・・なんて展開だったらドラマチックだったかも
 そのあきらくんに対してフォローがなかったのも消化不良の一因。 ラストでシュキさんとザンキさんの二人だけにしてシーンとしての美しさを優先させたのはいいとしてもシュキさんの口から一言ぐらいあきらくんについての言葉があってもよかったのに・・・ 威吹鬼ともども戦闘のドサクサで忘れ去られてしまってかなり不憫。
 忘れ去られたといえばトドロキくん。 雷神に乗ってシュキに会いに行ったザンキさんと、すごいスピードで走って追いかけたあきらくん(桐矢京介並の足の速さだ!) そんな勝手な二人に置き去りにされたトドロキくんがかなり可哀想(笑)  
あきらくんはおそらくあのまま失踪、ザンキさんもなんとなくあのまま帰っちゃいそうな感じだったし、視聴者からもすっかり忘れられてたみたいだし、あの後不貞腐れただろうなぁ(笑)
 ザンキさんの弟子であるトドロキくんとシュキさんの絡み無かったのも残念な点。 トドロキくんって今回ホントにドラマ上は蚊帳の外だったんだよな。 セリフは多かったけど音錠を奪われるだけの損な役回りだったのが不憫だ。
 

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