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2006/01/08

仮面ライダー響鬼「四十五之巻 散華する斬鬼」

「いやぁ 桐矢って実は“いいやつ”だったんですねぇ。見直しましたよ」・・・と言わせるの今回のねらいだったのかな。 それにしてはちょっと…ねェ。

 明日夢くんから陰陽環を盗み出した桐矢。未遂に終わったとはいえ当初は元同級生への復讐目的だったんですよね。たまたま運良く(悪く?)魔化魍カシャが現れなかったとしたら、元同級生を襲ってたのは桐矢の方?
 「結局は陰陽環を使わなかった」ことで反省し更生したと受け取れるんだけど、それでもひっかかる部分がある。 
使わなかったのは「(陰陽環が)俺の力じゃないから」が理由なんだけど、要は単に「陰陽環を使うとヒビキさんを見返せない」からなんですよね。 このあたり、盗んだ事への負い目や罪悪感を感じてじゃないってところが桐矢らしい。 
意地悪な見方をすると、これって 手柄を立てるために知り合いをおとりにした ってことなんですよね。   もちろん製作側の意図としては“良い行動”をしたと見せたいんだろうけど、それなら、考えを改めたキッカケにあたる部分の正当性が弱い。  
それまで“陰陽環”という力に対して、盗んでまで手に入れ、明日夢くんにウソを吐き、喧嘩しても結局返さないほど執着していたんだから、それに反して「使わない」という行動をとらせるならばもっとハッキリとした形でキッカケを示さないとダメ。 使うのを躊躇するシーンでヒビキさんに言われた「自分の力を乗り越えろ」ってセリフを思い出したりしてくれば、ずっとスッキリしたんですが・・・
 それと桐矢は「もしかしたらまた狙って来るかと思って」元同級生のあとをつけてた訳なんだけど、これって桐矢の思い込みなんですよね。以前に登場したカシャもそんな行動パターンはとってなかったんで、たまたまその通りになっただけで全く根拠がない。 桐矢って三十、三十一之巻で実際にカシャに一度襲われてて、その時も狙われ続けたわけじゃないのに、いったいなんで「魔化魍が同じ人間を襲う」なんて思ったんだろう?  もちろん三十,三十一之巻のカシャが実は特殊な例外で、通常カシャは同じ人間を襲う習性を持っている可能性もあるけど、それならそれで、たちばなの地下で資料を見るなり、日菜佳ちゃんやみどりさんから教えてもらうなりして事前にカシャの習性を知る伏線をきちんと劇中で示さないとなぁ
 今回「実はカシャが仕業だった」ことが判明した同級生が襲われた事件。公式HPでは桐矢の同級生が「死亡」した扱いになってたけど、劇中では全然そうは見えないんですよねぇ。 逃げて無事だった同級生の片割れの態度も友人が死んだとは思えないものでした(表面に出てないだけで内心は悲しみに沈んでるのかもしれませんが…) それに怪物に襲われたにしては怯えた様子もなく普通に見えるんですよね(いや以外と豪胆な性格だったのかもしれませんが…) 実は公式HPの記述の方が誤りでケガしただけ? 
 陰陽環やカシャの行動、桐矢の振る舞い等々ミスリードを誘う演出はいいとしても、いざ真相が明らかになってもそれぞれの要素の不自然さが目に付いてしまうのは“騙し方”として上手くいっていない証拠。

斬鬼さんの最期は感動的なシーンが目白押し。
師弟最後の共闘もですが別れを惜しむように二人でギターを掻き鳴らすシーンも最高でした。頭を下げる轟鬼くんの肩に手を置いた後でスッと消えちゃう所では泣いてしまいました。 
 直接ザンキさんと絡むシーンはありませんでしたが、ヒビキさんもカッコよかった。 ラストのザンキさんが消えた事を察して空中にシュッとやる場面もそうなのですが、イブキさんから最初にザンキさんの異変を聞かされたシーンでの「ちゃんと伝えようぜ、ザンキさんの為にも、トドロキの為にも」ってセリフにも痺れました。
 再起不能と診断された割にトドロキくんの回復が早すぎる気もしますが、まぁ“ザンキさんの愛のパワー”のおかげなんでしょうか(笑) 
まぁ冗談はさておき、実際はザンキさんの献身的で的確な看護と、鬼として“鍛え”ていたトドロキくんの肉体と精神力の強さの賜物って所なんでしょうが、実はザンキさんが密かに“呪術的な治療”を施したんじゃないかとも思ってます。 “返魂の術”は死んだ肉体に魂を戻し一時的に動けるようにする効果の他に、術者の生命力を他人に与えるという効果があって、ザンキさんはマッサージの時に自分の生命力を注入していて、それでトドロキくんの体は動けるようになったんじゃないか。 
まぁ単なる個人的な妄想なんですが・・・どうも私の中で「ザンキさんの死」と「トドロキくんの復活」が上手く結び付かないんですよ。 もちろん「死んだ後も弟子の心配をするザンキさんの姿にトドロキくんが奮起した」ってのは理解できるんですが、なんだか「死んだ後も心配させる」その為にザンキさんが死んでしまったかのような理不尽さと割り切れなさも感じてしまうんですよ。 

ザンキさんの最期で素直に感動できないこんな私。損な見方をしているのかなぁ

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