2007/02/20

THE SKULL MAN COMES ALIVE~響く骸骨~

スカルマン』が特撮ドラマ化
4月から始まるアニメ版にさきがけてプレストーリーを特撮ドラマ化するとのこと。
それになんと我らが細川茂樹さんも御出演
嗚呼、また特撮作品で細川さんに遭えるとは!
しかも仮面ライダーの原型ともいえる作品でなんて!!

写真では銃を構えてるけど、やはりヒーローっぽい役なのかな?
にしてもやっぱりカッコいいよなぁ・・・

しかしフジの特撮が「メガロマン」以来28年ぶりとは・・・
不思議コメディーシリーズや「てれもんじゃ」をカウントしないとそんなに前になっちゃうのね。

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2006/01/29

仮面ライダー響鬼「最終之巻 明日なる夢」

えーっと・・・遅くなりましたが響鬼の最終回の感想です。
何で遅れたかというと・・・実は・・・録画を失敗してました(笑)  なんとか知人からビデオを借りて水曜日には見ることが出来たのですが、ちょっとまとまった時間が取れなくて感想の方は結局一週間遅れとなってしまいました。トホホ

一言で表現すれば、いい終わり方でした。
ラストのヒビキさんと明日夢くんの会話シーンは、「こういう終わり方だといいなぁ」と頭の中で描いていたもののひとつ。
バックに「少年よ」がかかった辺りから涙腺もゆるみ気味に・・・ 特に「ずっと自慢の弟子だった」ってのは一番聞きたかったセリフでした。
このラストシーンで視聴した一年間が報われた気がしました。

ただし
あくまで良かったのは“終わり方”。 
ラストシーンに至るまでの展開はかなりちぐはぐなんですよねぇ。

ある程度予想はしていたけど「オロチ鎮め」はアバンでの回想のみで本編は一年後からスタート。
具体的な描写が見られなかったのも残念だけど、「オロチ鎮めの結果どうなったか」が描写されなかったのも気になった所。 「響鬼さんは無事だったのか」とか「その後、魔化魍の出現件数が減ったのか」とか、オロチ鎮めのクライマックスを省いたのならなおさら、この辺の描写でフォローが欲しかった。

そういえば明日夢くんのバイトってずっと続いてたのね。 後半劇中では作務衣姿が見られなくなったし弟子入りもしたんで、てっきりバイトも辞めてたと思い込んでました。 香須実さん現場に出なくなったんで人手不足も解消されたみたいだったんでお役御免だと思ってました

医者めざして邁進する明日夢くん。 自分の道を見つけて頑張ってるのはいいんだけど何故に“医者”?  仮に 「医者=人助けをする職業だから」って理由だとしたらちょっと発想が安直すぎません? 
いままでの“音楽(部活)への取り組み”や先週までの“パネルシアターの経験”がすっかり無視された形なのがなんだかなぁ。 

子供を助ける明日夢くん。 ラストで「ヒビキさんに頼っちゃダメ」って言わせるならここで電話なんかさせちゃダメでしょ!  
それと桐矢が助けるって展開はいいとしても、どうやってあの会話だけで場所が特定できたんだ! DAを使って探したって解釈もできるけど明日夢くんがピンチな事すら知らなかった筈だし・・・ 
同じご都合主義なら「トレーニング中の桐矢が偶然明日夢くんが落ちそうなのを見かけた」って方がスマートじゃないかな・・・
その後の二人の会話を見ると桐矢の方は明日夢くんと絶縁している感じだったんで余計にわざわざ助けに来るのが変。
このへんの明日夢くんと京介の関係が上手く描かれてないんで、この後のもっちーを救出した後で互いを認めるシーンもしっくりこないんですよねぇ。

さらわれたもっちーを探し魔化魍サトリと対峙する桐矢と明日夢くん。 師匠であるヒビキさんのお墨付きとはいえ、わずか一年で鬼に変身できるようになるのは流石に早すぎる気もするけど、桐矢の成長を具体的に見せる演出としては効果的かな。 ただどちらかといえば桐矢の場合“精神的な成長”の方を見たかったけどネ(笑)

少年達のピンチに駆けつける威吹鬼さんと轟鬼くん。 最後なんで二人の鬼を登場させようというスタッフの親心は理解できるんだけど、ここは直接響鬼さんが少年達を助けて欲しかったなぁ。 結局、威吹鬼・轟鬼両名とも特に活躍もなく(音撃も出さなかったし)いつの間にか退場してたし・・・
それと明日夢くんがのこのこ現場に現れて挙句に音撃に巻き込まれて気絶しちゃうってのはあまりにも間抜けすぎ。 ラストのヒビキさんと明日夢くんのツーショットってシチュエーションに持って行きたかったからなのは判るけどもうちょっと何とかして欲しかった。
そもそも弟子である桐矢を差し置いて駆けつけちゃうってのもアレだけど、朦朧としているもっちーをほったらかしなのは、医者志望としても男としてもどうなの? 

結局謎のままだった謎の男女。 正体や目的等々の謎が有耶無耶になって消化不良なのは確かだけど、これはこれでOKかな。 完全に煙にまかれた形になたけどオチの付け方としてはアリでしょう。 そういえば劇中ではだれも“洋館の男女の正体や目的”について関心をもってないみたいだったけど、もしかして「猛士」ではそれに関する知識を既に得たりしてるのでしょうか?  

うーんほんとにラストシーン自体はいいんだけど、そこまでのドラマがあっちこっちに行っててラストに上手く焦点が合ってなくて最後だけ浮いちゃってる感じかなぁ。
上に書いた電話や威吹鬼・轟鬼の出番もそうだけど、途中の病院でのバイト中に会うシーンも省いちゃって、最後の最後でヒビキさんと明日夢くんが再会するって方が良かった気もします。

全体として妙にバタバタとした印象の最終回だった。個々のネタが消化不良気味だったのが残念な所。「もっちーが魔化魍側にさらわれる」って展開も明日夢くんが猛士側に属してた時にやってればもうちょっとドラマとして面白くなったろうに・・・

ともあれ「響鬼」もこれでおしまい。
「終わりよければ・・・」って言葉もありますからこれでいいのでしょうね(笑)

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2006/01/16

仮面ライダー響鬼 四十七之巻 語る背中

「響鬼」もとうとうラス前。
前回のラストで遂にオロチ現象が本格化。市街地にまで魔化魍が出現してしまい街は大パニックに・・・ と思いきや・・・アレっ? 何だか全然そんな感じじゃないんですが・・・ あのヒキって何だったの?  
 まぁたぶん画面に映ってない所で、裁鬼さんや鋭鬼さん達が一生懸命退治してくれたおかげだと思うことにしましょう(笑)

イブキ特訓中
元々音劇棒を使いこなしてた威吹鬼さんだけど、やはり「より確実性を求めて」の太鼓特訓なんでしょうね。 その後のオオアリ戦ではバックルが鳴風のままだったけど「これくらいの魔化魍は音撃鼓なしで清めて見せろ!」ってことだったのかなぁ。

ヒビキの特訓
弟子ふたりに“鬼の生き様”を見せる為だけじゃなくて響鬼さん自身の特訓の意味もあったのね。 第二十四之巻の「紅の鍛え」でも派手な水柱を上げてた事から判るように、生身でもある程度は鬼の力が使えるみたい。 今回火炎剣まで出せたのは、ギリギリまで追い詰められる事で一段上の集中力を獲得できたからかな。 ・・・にしても生身でバケネコを撃破してしまったのはスゴイ。 やっぱり再生魔化魍は弱いのかな?それともこれが普通の強さで、逆にクグツや童子・姫に生み出された魔化魍が普通より強いのか?

スーパーな反逆
自我に目覚め、生みの親である洋館の男女の命令の背く童子と姫。 って個人的にはそれよりも相性の良くない飛行タイプの魔化魍の大群に襲われた轟鬼くんの方が気になってしまった。 あのピンチをどうやって切り抜けたんだろう。

悩む少年
ヒビキさんが怒った(ように見えた)のは、明日夢くんが“悩んでいたから“じゃなくて、「どうしたらいいんですか」とヒビキさんに答えを求めたからだろう。 少々言い方がキツく感じられたけどここはあえて明日夢くん自身で答えを出させる為にあえて突き放して距離を置こうとしたのだろう。個人的には実に“ヒビキさんらしい”なぁと感じた。

ヒビキさんの秘密
「師匠がいない」ことが判明。 えっ“鬼”ってひとりでもなれるモノなの? いろんなケースが考えられるけど、弟子入りする以外にも鬼になる方法はあるってことなのかな。

桐矢の本音
「ちゃんと勝負して勝ちたかったんだッ!」 ってやっぱりいままでの勝負が“ちゃんと”してないという自覚はあったのね(笑)
言ってる内容そのものはおかしくはないんだけど説得力はゼロだし。 いやぁ「弟子を辞める」と言ってた過去をスッパリ忘れてなきゃ言えないセリフだよなぁ。 この時点で明日夢くんは「辞める」ってハッキリ言ってたわけじゃないし・・・

オロチ封印
予想通り(?)見せ場を横取りされた威吹鬼さん。 DA使って探索すればヒビキさんに騙されなかったのに…なんて考えるのは野暮かな。
封印の儀式で太鼓を叩きながらの装甲化がカッコよかった響鬼さん。 清める役はひとりだけでも他の鬼が周りで援護するのはOKだったのね。なら他の関東の鬼も“集めて”対処すればよかったんじゃないかな。
そして清めの地にちゃっかり現れ響鬼さんの手伝いをする弟子・桐矢。 たぶん後から来ていたトドロキくんの雷神に便乗したんだろうけど、最初またタクシーを使ったのかと思ってしまった。

さて予告を見る限りどうやら今回でオロチに決着が付いてしまったみたい。
イマイチ盛り上がりに欠けたのは、オロチによる被害の具体的描写がないのも一因だろうか。 セリフでだけでも街に被害が出ている事や他の関東の鬼がオロチと戦っているのを描写してほしかったなぁ。
スーパー童子と姫の最期もイマイチ。 猛士側との絡みが全くなかったんで結局悪の側だけの内輪もめレベルのエピソードで終わってしまったのが残念。 “自我に目覚めた“なら鬼や弟子達と会話させないと面白味がないんじゃないかな。 

さてさて響鬼も遂に来週でオシマイ。 どういった結末になるのか。いろんな意味で気になる所です。

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2006/01/09

仮面ライダー響鬼「四十六之巻 極める鬼道」

年も明けて「響鬼」も残すところあと三話。 提供読みも明日夢少年になってクライマックスへの準備万端って所なのかな?

たちばなの面々のお正月。 年長組がきっちり和装なのは流石だなぁ。 個人的にはあきらくんがいなかったのが寂しい限り。リタイアしたんでやはりたちばなとは距離を置いてるんだろうか。学校シーンで出番があるとはいえ、猛士のメンバーとの絡みはもう見られないのか。

 初詣に無断欠席したトドロキくんは新年から魔化魍退治。 日菜佳ちゃんの口ぶりだと音信不通みたいな感じだったけど単に“お仕事”してただけなのね。
二刀流はちと得物に振り回され気味? 洋館の男女を追っかけてった時に斬鬼さんの形見を置き去りにしてたのがちょっと心配だった。まぁ誰も盗らないと思うけど…(いざとなればDAに持って来てもらったでしょうしネ) 

 少年二人は出席日数のことで担任から呼び出し。って二人とも弟子になってからそんなに経ってないと思うけどもう進級がヤバイくらい休んでたの? まだ体力づくりの段階だし、二人とも魔化魍退治の現場には出てないようだったけど…  階段のぼりや崖のぼりもてっきり休日や放課後にやってると思ってたけど学校休んで平日にやってたのかなぁ。
 そんなこんなで桐矢は退学、そして間、髪をいれず復学(笑) こういう行動は相変わらずなんだけど、きちんとヒビキさんの言う事を聞くようになったあたりに成長がみられるなぁ。桐矢じゃないみたいだ(笑)

 洋館の男女によってもたらされた謎の碑文で「オロチ」の封印方法が判明。 一種の“人柱”なのね。前回封印した鬼はやはり死亡したのだろうか。
「宗家」としての指名された威吹鬼さん、“鬼祓い”の時といい受難だなぁ。 戦闘シーンで自分用の青いバチを使わないの? なんて思ってたけど、互いの武器を交換した方が演出として判り易いからかな。 
見返して気付いたけどバチと音撃管を交換する時、いっしょにバックル(音撃鼓と音撃鳴)も取り替えてましたね。 そういえば響鬼さんが「疾風一閃」を使ってたけど、これって威吹鬼さん固有の必殺技じゃなかったのね。音撃としてはスタンダードな技なのかな。それとも音撃武器固有の技なのかも。

 自我に目覚める童子と姫。最近出番がなくて影が薄かったけど少し今更な気もするなぁ。消化不良にならなきゃいいけど・・・
そして本格化する「オロチ」。 これまでは魔化魍の大量発生も局地的だったから、割と平穏みたいだったけど、かなり深刻な事態になってきたようでパニックは必至か。
ここ最近ずっと再生怪人ばっかりだったんでその意味で盛り上がりに欠けてたけど、もう新しい魔化魍は登場しないのかなぁ。「オロチ」が単なる魔化魍大量発生を指すのだとしたら望み薄でしょうか。

泣いても笑ってもあと2話。 諸々の謎は明かされるのだろうか。 個人的には洋館の男女の目的と正体くらいは知りたいなぁ。

そういえば明日夢くんも桐矢も“陰陽環“を身に付けてないみたいだったけど、あれってホントに前回ミスリードさせるためだけのアイテムだったのね・・・

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2006/01/08

仮面ライダー響鬼「四十五之巻 散華する斬鬼」

「いやぁ 桐矢って実は“いいやつ”だったんですねぇ。見直しましたよ」・・・と言わせるの今回のねらいだったのかな。 それにしてはちょっと…ねェ。

 明日夢くんから陰陽環を盗み出した桐矢。未遂に終わったとはいえ当初は元同級生への復讐目的だったんですよね。たまたま運良く(悪く?)魔化魍カシャが現れなかったとしたら、元同級生を襲ってたのは桐矢の方?
 「結局は陰陽環を使わなかった」ことで反省し更生したと受け取れるんだけど、それでもひっかかる部分がある。 
使わなかったのは「(陰陽環が)俺の力じゃないから」が理由なんだけど、要は単に「陰陽環を使うとヒビキさんを見返せない」からなんですよね。 このあたり、盗んだ事への負い目や罪悪感を感じてじゃないってところが桐矢らしい。 
意地悪な見方をすると、これって 手柄を立てるために知り合いをおとりにした ってことなんですよね。   もちろん製作側の意図としては“良い行動”をしたと見せたいんだろうけど、それなら、考えを改めたキッカケにあたる部分の正当性が弱い。  
それまで“陰陽環”という力に対して、盗んでまで手に入れ、明日夢くんにウソを吐き、喧嘩しても結局返さないほど執着していたんだから、それに反して「使わない」という行動をとらせるならばもっとハッキリとした形でキッカケを示さないとダメ。 使うのを躊躇するシーンでヒビキさんに言われた「自分の力を乗り越えろ」ってセリフを思い出したりしてくれば、ずっとスッキリしたんですが・・・
 それと桐矢は「もしかしたらまた狙って来るかと思って」元同級生のあとをつけてた訳なんだけど、これって桐矢の思い込みなんですよね。以前に登場したカシャもそんな行動パターンはとってなかったんで、たまたまその通りになっただけで全く根拠がない。 桐矢って三十、三十一之巻で実際にカシャに一度襲われてて、その時も狙われ続けたわけじゃないのに、いったいなんで「魔化魍が同じ人間を襲う」なんて思ったんだろう?  もちろん三十,三十一之巻のカシャが実は特殊な例外で、通常カシャは同じ人間を襲う習性を持っている可能性もあるけど、それならそれで、たちばなの地下で資料を見るなり、日菜佳ちゃんやみどりさんから教えてもらうなりして事前にカシャの習性を知る伏線をきちんと劇中で示さないとなぁ
 今回「実はカシャが仕業だった」ことが判明した同級生が襲われた事件。公式HPでは桐矢の同級生が「死亡」した扱いになってたけど、劇中では全然そうは見えないんですよねぇ。 逃げて無事だった同級生の片割れの態度も友人が死んだとは思えないものでした(表面に出てないだけで内心は悲しみに沈んでるのかもしれませんが…) それに怪物に襲われたにしては怯えた様子もなく普通に見えるんですよね(いや以外と豪胆な性格だったのかもしれませんが…) 実は公式HPの記述の方が誤りでケガしただけ? 
 陰陽環やカシャの行動、桐矢の振る舞い等々ミスリードを誘う演出はいいとしても、いざ真相が明らかになってもそれぞれの要素の不自然さが目に付いてしまうのは“騙し方”として上手くいっていない証拠。

斬鬼さんの最期は感動的なシーンが目白押し。
師弟最後の共闘もですが別れを惜しむように二人でギターを掻き鳴らすシーンも最高でした。頭を下げる轟鬼くんの肩に手を置いた後でスッと消えちゃう所では泣いてしまいました。 
 直接ザンキさんと絡むシーンはありませんでしたが、ヒビキさんもカッコよかった。 ラストのザンキさんが消えた事を察して空中にシュッとやる場面もそうなのですが、イブキさんから最初にザンキさんの異変を聞かされたシーンでの「ちゃんと伝えようぜ、ザンキさんの為にも、トドロキの為にも」ってセリフにも痺れました。
 再起不能と診断された割にトドロキくんの回復が早すぎる気もしますが、まぁ“ザンキさんの愛のパワー”のおかげなんでしょうか(笑) 
まぁ冗談はさておき、実際はザンキさんの献身的で的確な看護と、鬼として“鍛え”ていたトドロキくんの肉体と精神力の強さの賜物って所なんでしょうが、実はザンキさんが密かに“呪術的な治療”を施したんじゃないかとも思ってます。 “返魂の術”は死んだ肉体に魂を戻し一時的に動けるようにする効果の他に、術者の生命力を他人に与えるという効果があって、ザンキさんはマッサージの時に自分の生命力を注入していて、それでトドロキくんの体は動けるようになったんじゃないか。 
まぁ単なる個人的な妄想なんですが・・・どうも私の中で「ザンキさんの死」と「トドロキくんの復活」が上手く結び付かないんですよ。 もちろん「死んだ後も弟子の心配をするザンキさんの姿にトドロキくんが奮起した」ってのは理解できるんですが、なんだか「死んだ後も心配させる」その為にザンキさんが死んでしまったかのような理不尽さと割り切れなさも感じてしまうんですよ。 

ザンキさんの最期で素直に感動できないこんな私。損な見方をしているのかなぁ

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2005/12/19

まとめて響鬼「四十二、四十三、四十四之巻」感想

いろいろあって溜まってた感想をまとめて一気に消化しちゃいます。

「四十二之巻 猛る妖魔」 
 あっなるほど、桐矢って思いっきり勘違いしてたのね。 要は「変身の仕方」さえ教えられれば鬼になれるとずっと思ってたわけか。 彼にとって修行とは「呪文なり音角の使い方なりを教わること」であって「心身を鍛える」ってのは修行でもなんでもないわけなのね。
それで彼の一連の行動や発言にも納得できましたよ。 運動音痴でその上根性がないのに「俺なら鬼になれる」と自信たっぷりに言えたのはひとえにこの“勘違い”が原因だったのね 
 それであきらくんにもあんなにひどい言葉が言えたのか。
「変身の仕方を教わればすぐにでも鬼になれる」と思い込んでいる桐矢からすれば、2年間も弟子のままなあきらくんは「いつまでも変身の仕方をがもらえないおちこぼれわけか。 手当たり次第に弟子入りしあげくにあきらくんに弟子入りするっていう奇妙な行動も、要は「最終的に変身する力が貰えればいい」んだから「猛士に近づいて変身の仕方を覚えればいい」思ってたんだ。
 『仮面ライダー響鬼』に最初から付き合っている我々視聴者からすれば、鬼になる為には「心身共に“鍛える”」ことが必要なのは常識。 だけど振り返ってみると桐矢京介って鬼達が戦う場面には良く見てるけど、「鍛え」の場面はほとんど見てないんですよねぇ。 このあたり明日夢くんと対照的で、前半では普段の戦いに備えて鍛える鬼たちの姿ばかり見ていた明日夢少年は「鬼の修行=心身を鍛えること」って分かってるから自発的にランニングして“鍛え”始めたわけですね。
 まぁ普通はこういう勘違いは、実際に行動して深入りする前に他人に聞いたりして是正されるもんなんだけどそれをしないのが実に桐矢らしいなぁ。

戦闘シーンで気になったのは、本来は音撃射の鬼があたるべき魔化魍ウブメを轟鬼くんが担当してたこと。 まぁそのこと自体はそういうもんだとしても、折角「魔化魍の種類に応じて相性のいい武器を持つ鬼が対処する」って設定があったんだから、どうせなら「各地で魔化魍が発生した為に余裕がなくて手の空いてる鬼が対処しいている」とか「複数で出現する等、これまでとパターンが変わった為に魔化魍を特定できなかった」とか説明して状況の異常さをアピールすればいいのに・・・
30話以降こういう“辻褄あわせ”が下手になっちゃったなぁ。 

 

 

「四十三之巻 変われぬ身」
 魔化魍オトロシの踏み踏み攻撃で重症を負ったトドロキくんが再起不能に・・・
ヤマアラシにかまれた裁鬼さんや武者童子に追い詰められ崖から転落した鋭鬼さん等のこれまでの劇中での鬼の負傷の例に比べて、かなりひどい状態になってしまったのは轟鬼くんが鬼としてまだ未熟だったから? それとも音撃中でそれに集中してた為に防御力が弱くなってたのかな?
ベッドに横たわる姿も痛々しいが、ドラマとしても暗すぎて痛々しくて見ちゃいられません。

タクシーに乗ってズルをする桐矢。
「弟子をどちらか一人に・・・」というヒビキさんとおやっさんの会話を聞いた彼にとっては水泳もランニングも鬼の修行じゃなくて「明日夢くんとの競争」にすぎない。つまり桐矢の頭の中では「体を鍛える事」と「鬼の修行」とが全く結びついてなくて、あくまでヒビキさんの弟子を決める為の試験なのである。 だからこそ崖のぼりで明日夢少年に「負けた」あとでトロフィーや賞状を出してきたわけだ。もちろん視聴者はそんな数学のトロフィーなんかが「鬼の修行と関係ない」のは分かってるんだけど、桐矢にとっては「体力や運動神経も鬼の修行と関係ないわけだから、「関係ないなら自分の得意な分野でも比較してくれ」ってことなんだろう。
であっさりと辞めちゃうわけだけど、でも現実でもよくいるよね。始めるのも早いけど辞めるのも早い人って・・・

「明日夢くんが響鬼さんの弟子になるか否か」ということは、賛否はあれども、ファンにとって重要な関心事だったのは間違いないでしょう。
しかし蓋を開けてみると・・・弟子がらみのドラマの中心にいるのは“桐矢京介”で明日夢くんの方はすっかり影が薄くなっちゃってます。 まぁ私も確かに「明日夢くんには安易に弟子入りしてほしくないなぁ」と思ってましたけど、よもや少年が脇役になってしまうとは予想外でした。

 

 

「四十四之巻 秘める禁断」
 ザンキさんの立場って今どうなってるんでしょうか?
以前トドロキくんが独り立ち宣言してたけどまだ彼のサポーターなんでしょうか。 
響鬼さんや威吹鬼さんはザンキさんの体を心配してましたが“変身したこと自体”はスルーしてましたし、香須実さんが魔化魍出現の連絡してきたのを見ると正式に“鬼に復帰した”んでしょうか?  事実上ドクターストップがかかっている状態の斬鬼さんの復帰を猛士本部が認めるとは思えないし、かといって鬼でない者が“音伽”や“音撃弦”を持ち出せるわけないでしょうし。
猛士という組織が「鬼の力の管理」に厳しいからこそ、シュキさんは鬼の力を取り戻す為に鬼の鎧を奪ったり、鬼を襲ったりしたはずなんですがねぇ。

なんだか唐突に登場した陰陽環”。 盗んだ桐矢が復讐の為に元同級生を襲ったようにも見えるけど本当の所どうなんでしょうか? 公式HPによれば驚きべき事にこの元同級生は死亡しているとの事。 桐矢に殺人を犯すほどの根性はないと思うんで(笑)やっぱり“ひっかけ”なんでしょうか
 桐矢は“陰陽環”を盗んだものの巧く使えなかったんじゃないか思うんですよ。 元々“陰陽環”って誰でも見よう見まねで使えるような便利なアイテムじゃなくて、ヒビキさんの「これ(陰陽環)を身に付けていれば鬼の力がなくても式神を操れるようになれる」ってセリフも本当はずっと身に付けて練習すればそのうち式神を操れるようになる」って意味だったんじゃないかなぁ。 
まぁ仮に桐矢好みの便利アイテムだったとしても、それをいきなり使えるほど桐矢が器用だとも思えませんから(笑)

さて衝撃的だったザンキさんの「死亡確認」シーン
にも関わらずラストではトドロキくんの元に現れるという謎を呼ぶ幕引きでしたが、来週のタイトルを見る限り残念ながらお亡くなりになる様子。
予告ではトドロキくんが元気になってたけど、ザンキさんが自らの生命を犠牲にして復活させるのか?

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2005/12/04

仮面ライダー響鬼「四十一之巻 目醒める師弟」

タイトルの師弟って、威吹鬼・あきら組のことじゃなくて、響鬼・明日夢&京介組の事だったのね!!
今回はてっきりあきらくんがイブキさんとの関係を修復させる話だと思ってたんで見終わった後ひっくり返りましたよ。

天美変身体!?
 出番が少なかった事自体は特に気にならなかった(修行途中の不完全な“変身体”なわけですから活躍しちゃうと逆に変ですし)だけど姿がじっくりと見られなかったのは残念。公式HPによると威吹鬼の姿にということらしいけどちゃんと見たかったなぁ。 
このシーン初見のときは単に師匠を助けたい一心での行動にしか見えなかったけど、彼女の最後の決断を知った後だと結構深いシーンですよね。この時点で既に「辞める」事は決めてたわけでしょうから、あきらくんの心境はどうだったのだろうか。 
師匠であったイブキさんにもだけど、これから“鬼”をめざす、明日夢と京介に自分が「鬼」になった姿を見て欲しかったのかも。

この後は場面転換でいきなりたちばなでの説教シーンになっちゃったけど、間に「コダマの森が消える」シーンを入れるなりして魔化魍を放置してないことを強調してほしかったなぁ。 

魔化魍コダマの本体はでっかい樹で、あの人型の部分のは、オオナマズの胃袋みたいな、捕食用・外敵排除用の器官ってことなのね。
あっさり気絶しちゃったイブキさんの情けなさも気になったけど、悲鳴をあげてばかりの香須実さんもなんだかなぁ。明日夢少年達にまで助けを求めるってのはちょっとねぇ。 前回のみどりさんみたいに鍛えてる所をみせてほしかったなぁ。

弟子になっちゃった少年(オマケ付)
 たちばなでのお説教シーンで印象に残ったのは、明日夢くんの「ボクも桐矢くんと同じ(弟子になりたい)です」というセリフの後のヒビキさんのリアクション。唖然としたように見えたのは少年の主体性のなさにあきれたのかな?
 「明日夢くんがヒビキさんの弟子になる」ってのはいいけど、以前に劇中で「弟子にしない」という結論を出した以上、それを覆すならばもっと説得力のある展開にして欲しかった。「弟子入り」に関しては明日夢くんが完全に桐矢に引きずられちゃった形になってるのはちょっと問題。他人に影響を受けて行動するってのは別に良いのですが、アノ桐矢の後追いとなると、彼につれてて明日夢少年の株も下がって見えちゃうんですよね。

リタイアのわけって?・・・
 これまでエピソードがサイドストーリー的に細切れにされて語れていた為か「あきらくんが鬼をあきらめた理由」がイマイチわかりずらい。
 個人的には「魔化魍への憎しみ」を捨てられなかったから・・・・と感じたけど実際の所どうなんでしょう? 
 以前のOPナレーションに「鬼に姿を変え人助けをする・・・」とありましたが「鬼になる」ということはイコール「人助け」をするということなんですよね。
本来「魔化魍と戦う」ことはあくまで手段に過ぎずその先に「人助けをする」という目的を見据えていなければならない。ですがあきらくんの場合、両親を殺されたという過去のせいで、「魔化魍を倒す」ことの方に考えが行ってしまう。 そんなあきらくんの延長線上にいたのが実は朱鬼さん。彼女は「鬼」としての目的と手段が逆転していて「魔化魍を倒す」事に執着するあまり「助けるべき人命を犠牲にしてまでも魔化魍を倒す」という極端な考えの持ち主でした。 
そんな「道を外れた鬼」であるシュキさんの末路を見て、「魔化魍を倒すこと」の先にある「人助け」を行うことに自信を持てなくなった。というのあきらくんのリタイアした理由だと私は見てるのですが・・・
 このあたり劇中でのあきらくんとシュキさんとの関わり方をもうちょっと深く描いてくれてたらわかりやすかったのになぁ。

今回は「明日夢くん達がヒビキさんに弟子入りする」という重要なエピソードなんだけど、なんだか桐矢や立花姉妹、イブキ師弟に流されちゃって、ヒビキさんが弟子入りを断れない雰囲気になってしかたなくOKしたように見えてしまうのは問題だよなぁ。 結局ドラマ的にも「あきらのリタイア」のインパクトで強引に押し切られちゃった感じがして見終わった後、釈然としない感じが残ってしまった。

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2005/11/22

仮面ライダー響鬼 四十之巻 「迫るオロチ」

まずひと言。トドロキくん!「森に人が入らないように見張ってた方がいいッス」ってそんな事を思うなら、
たちばなでのんきにお茶なんか飲んでないで見張っててくれ!
 暗くなってたとはいえ人が進入しちゃって犠牲者が増える可能性は低くないでしょ!!
ここはセリフだけでもいいから「魔化魍を放置しているかのような」印象を与えないようにして欲しかった。先週は捕らえられた明日夢くんとみどりさんを弾鬼さんが捜索しているってセリフでそういう配慮が見られたのに・・・

コダマの森、森のコダマ?
もしかして森全体が魔化魍なのかな? あの人の形してるのは単なる端末なのかも?

郁子ママの魅力爆発
いやぁ明日夢くんと郁子ママの会話シーンを見ると実に“響鬼らしい”なぁと思ってしまいます。
まぁ「響鬼らしい」って言い回しもちょっと奇妙な気もしますが…(「仮面ライダー響鬼」を見てるんですから当たり前なんですが、どうしてもそう感じちゃうんですよねぇ)

桐矢京介・手当たり次第
ヒビキ>イブキ>トドロキ>あきら とどんどん目標を下方修正する桐矢(笑) 
もしあきらくんに断られてたらどこまで低くなってたんだろう?
ここに来て桐矢京介というキャラクターが面白くなってきた気がします。 
これまではわりと唐突に魔化魍との戦いの場に現れたりストーカーしたり合宿に参加したりと物語への関わり方がかなり不自然でしたが、今回やっと違和感の少ない形でドラマに関わることができたかな。

悩み続けるあきらくん
先週で彼女の問題が解決したわけじゃなかったのね。でもきちんと連絡が取れてるみたいなんで関係は回復に向かっているみたい。
明日夢くんとお茶してた時は授業のノートを貰ってたのかな?モッチーが見たら誤解して暴れそうだ!
桐矢も申し出を受けて弟子入りを許可したのは意外でしたが、普段と逆の“教える”立場になるというのはリハビリにいいかもしれません。 教えてるうちにいままで気付かなかった事・見えなかった事に気付くというのはよくありますからね。
 最近のイブキさんの悩み方をみると、猛士本部が若いイブキさんにあきらくんを弟子につけたのは、あわよくばイブキくんの方の精神的成長も期待しての事なのかもしれませんね。 若いんで時間的な余裕もあるわけですし師弟ともどもゆっくりじっくり育てる腹積もりだったのかも(意に反してあきらくんは早く鬼になりたがってますが…)
さて師匠の危機の駆けつけるあきらくんですが、このままじゃ危険と分かってる「コダマの森」にノコノコ入って来ちゃったみたいに見えるんで、
森の前で威吹鬼さんの竜巻を発見したあきらくん、二次遭難の危険を考慮し森への侵入を躊躇していると中から激しい戦闘の音が… それを聞いたあきらは師匠・威吹鬼の身を案じ思わず駆け出してしまった。
なんてフォローのシーンが来週あるといいけどなぁ。

鬼になるという事
「鬼になるという」目的の為にかなり積極的に(周りの迷惑を考えずなんですが)行動する桐矢京介。
以前、十六之巻でヒビキさんに「少年を弟子にする気がない」って言われてたの時に思ったのは、実は明日夢くんに欠けていたのはこういう積極性だったんじゃないかなという事。 屋久島で会った時はまだしもたちばなで再会した時にでも「弟子になる」ような方向で積極的な行動を見せていたらヒビキさんの反応もまた違ってたのかも。 
もちろん桐矢京介に関して評価できるのはその積極性だけ。それ以外は鬼の仕事をよくわかってなかったり自分の力量を考えてなかったりと「弟子になる」以前の段階なんですが・・・

さて最終クールに入り作品としてのゴール、オロチというラスボスめいたものの影が見えてきました。 
クライマックスに向けて“驚きの展開”になるのは大歓迎なのですが、それが単に“驚かせただけ”に終わらないように期待します。

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2005/11/20

仮面ライダー響鬼「三十八之巻」「三十九之巻」

三十八之巻 「敗れる音撃」と三十九之巻 「始まる君」は あまり書くネタがないんでまとめちゃいます。

魔化魍ヨブコ
呼子といえばどうしても水木しげるの描くコミカルな一本足の妖怪を想像してしまうけど、魔化魍の方は怖い系でリザードマンみたいな感じ。
伝承ではやまびこの親戚みたいな妖怪なんで、どうせなら魔化魍ヤマビコとデザイン上に共通点を持たせりゃいいのに・・・
まぁデザインよりも音撃を跳ね返す能力の方を採用したということなのかな。

逃げちゃダメダ!
 音撃の効かないヨブコにいくら為す術が無いからって3人とも逃げちゃダメじゃん。何人も犠牲者が出てるんだから、せめてひとり位は現場に残ってましょうよぉ。 
打開策を得る為にみどりさんの知恵を借りに来たヒビキさんはまだしも、たちばなであきらくんの事を悩むイブキさんもウエディングドレスで妄想するトドロキくんもTPOを考えて行動してくれよぉ~(笑)  
せっかく「必殺技の効かない敵の出現」っていう最高に盛り上がるシチュエーションなのに、ヒビキさんだけにまかせっきりでイブキさんもトドロキくんも他人事みたいな態度なのはいただけません。 この二人にとって魔化魍を退治するってことはその程度のことなの?

最初にヨブコと戦った森と明日夢くんたちが合宿していた廃校って距離は離れてるんですよね。 現場に近かったらヒビキさんも避難を促したでしょうから、ヨブコはヒビキさんをわざわざ追ってきたってことなのかな。 その後、街に出現したのも含めてどういう意図を持って行動しているのか不明。 おやっさんのセリフで「ヨブコのなわばりが…」ってのがあったけどどれだけ広いなわばりなんだ!

今回はシーンごと、場面ごとで見ていけば決して悪くなかった。それどころかかなり良いシーンが多かったといっていいだろう。
みどりさんの意外な活劇も良かったし、桐矢京介に対する出撃前のヒビキさんの行動はカッコよかったし、イブキとあきら、ザンキとトドロキのふたつの師弟関係のやりとりなどかなり熱いシーンだった。 ラストの響鬼さんの「鬼神覚声」の描写も説得力十分でしたし、「明日夢」と名前で呼びかけるシーンも正直ジーンときました。
 
 ただ、全体をみるとどうしてもちぐはぐな印象を受けてしまう。 
今回のエピソードは「音撃の効かないヨブコを倒す」というのが主軸のはず。この主軸とのイブキ・トドロキとの絡ませ方が決定的に失敗している。 
イブキとトドロキの二人は最初の戦いで撤退した後は、まるでヨブコの存在を忘れたかのように行動する。 これまでの流れから、イブキとあきら、ザンキとトドロキの物語の顛末も気になるのは確かだ。 でもね。一度魔化魍と対峙していながら、魔化魍そっちのけで個々人の問題を解決するのを優先させるのはヒ-ローとしてどうなの? 
 今回ヒビキ・イブキ・トドロキの3人の物語のベクトルがまちまちだけど、それぞれの物語を別々に描きたいならそれらを平行に描けばいい。 最初からイブキ・トドロキの二人を、「ヨブコを倒す」というヒビキさんのストーリーと交わらせなければOKだ。 最初のヨブコ戦で鋭鬼なり弾鬼なりと他の鬼と響鬼を組ませればいいだけの話なのに・・・

 こういう「音撃の効かない敵が登場する」ってエピソードは本来、アームドセイバーが奪われた伏線が回収された事や「鬼神覚声」がきちんとした形で出た事を考えると、第三十三話の直後に置くべきエピソードじゃないかなぁ。 特に「アームドセイバーの波長を研究された」ってネタを4話も間を空けて使うならば、その4話のどこかで、洋館の男女がなにか開発しているシーンを入れるとか二人にセリフで語らせるとか、そういう配慮をしてほしかった。

話としては好きな話なんだけど、そういうエピソードの順番の不自然さも含めて、イマイチ熱くなれないお話でした。

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2005/11/19

仮面ライダー響鬼「「三十七之巻 甦る雷」

シュキとザンキ、二人の関係
 劇中ハッキリと言及されてなかったけど、シュッキさんと先代斬鬼さんは別人と考えていいのかな? 回想シーンでのザンキさんは、既に「斬鬼」と呼ばれていて烈雷も持ってたんで既に“鬼”だったようですし・・・とすると予想2-2が近いのかな。ドドロキくんがヒビキさんに教わってたみたいに、ザンキさんも鬼として“斬鬼”を襲名した後でシュキさんの下で修行していたというところか・・・

シュキさんはおばあちゃん
 要するにリサリサ(JOJO第二部)なのね(笑)。トドくん(26歳)のお祖母ちゃん並ということは80~90歳くらい!? 「呪術」の存在がちと唐突な感がありますが、まぁ鬼に変身するのも呪術みたいなもんなんでそれもアリかな。

シュキさんとノツゴの不思議な関係
シュキさんの両親の仇=10年前のノツゴ=今回登場したノツゴ ということなのかな。 シュキさんの執着の仕方をみると、魔化魍の種類としての“ノツゴ”全体を目に敵にしているのではなくて、同一個体のノツゴ、親を殺したあのノツゴに執着していると見るのが正しいだろう。 だけど仮にシュキさんが、あきらくんと同じ15歳の時に、両親を殺されたとすると半世紀以上の開きがあるんですけど・・・ 鬼(猛士)が魔化魍をそんなに長く野放しにしていたとは信じられない話。 
 件のあきらくんとの会話シーンを見返して見ると、「何故鬼になるのか?」との問いに「両親を魔化魍に殺されたから」と答えたあきらくん。 それに「私と同じだ」とシュキさんは返している。 ここではシュキさんも両親を殺されたから鬼を目指したとみるのがごく自然だけど、無理矢理解釈すれば「同じ」という言葉は「両親を殺された」にだけかかっているようにも採れる。 つまりシュキさんとあきらくんは「両親が魔化魍に殺された」のは共通しているが、「鬼になった理由」と「両親を殺された」事は全くの無関係ということ。  この説をとれば半世紀もノツゴが放置してある不自然さが完全に解消される。シュキさんがノツゴに両親を殺されたのはそんなに前のことではなくほんの10年前なのだ!  
 呪術を使える貴重な鬼として尊敬されていたシュキさん。 彼女は、修行中の鬼候補だけではなく、既に鬼である者も弟子として教えを乞う程の人物。 しかし10年前に魔化魍ノツゴに年老いた両親(えーと…この時点でご両親は百歳ぐらいかなぁ)を殺された途端に豹変。 目的の為には手段を選ばない冷酷な“鬼”になったのでした・・・

・・・・ってすみません。書いてて恥ずかしくなるほど強引な説でした(笑)
でもまぁ半世紀はまだしも10年前のノツゴと今回のノツゴが同一個体であるとみるのも苦しいんですよね。 これまで劇中では、たとえひとりの鬼が倒されても他の鬼が魔化魍を必ず撃退してましたし・・・
 深手を負ったノツゴが10年たって復活したと見るべきなんでしょうが、魔化魍ノツゴって元々10年に一度ぐらいしか現れないって設定なんで、それだけ間が開いちゃうと、今回出てきたのがたまたま同じ色や大きさの別のノツゴだったって可能性もあるわけです。  同一の個体であるという証、例えば体の模様に特色があるとかシュキさんが付けた傷がついているとか演出上の工夫は必要だったんじゃないかなぁ。

復活の斬鬼さん!でも・・・
 再び鬼の姿で戦う斬鬼さんが見られるのは嬉しいんだけどいままでのザンキさんの立場が変わっちゃいそうで正直ちょっと心境は複雑かなぁ。
 それはそうと変身アイテムの音伽と音撃弦は都合よく雷神に搭載してあったんでしょうか? 
ザンキさんが現役時代に使用していたのをそのまま持っていた? シュキさんのように追放されたわけじゃないとはいえ、引退したザンキさんが返却せずに持っていたというのも不自然。ましてザンキさんの場合胸のキズのためドクターストップがかかってたわけですから…
 とするとあの音伽はあくまでトドロキくん用の予備の変身アイテムだと考えた方がいいのかな。 今回のように奪われたり或いはうっかり紛失するほとんどないにしても、激しい戦闘の末に破損させてしまうような場合はよくあるのでしょう(ヒビキさんも童子たちとの戦闘中に音叉を落とした時がありましたし…) そういう時の為の予備の変身アイテムが支部には置いてあるのでしょう。 トドロキくんの音錠で変身したシュキさんを見ても分かるように、自分専用の変身アイテムでないと鬼に変身できないってのでもなさそうですし… 
もしかしてみどりさんの研究室に陳列してあった音叉もこういう予備なのかも。 
 というかトドロキくんが変身できるものと考えないとあのシーン自体が不自然になるんですよ。 トドロキ・ザンキ・あきらの3人ともろくに戦えないにも関わらず、なんでDAで魔化魍の探索してるのかってことになっちゃいますし… 他の鬼のサポートをしているようにも見えませんでしたし、まして鬼祓い中のイブキさんの手伝いをしているのでもないですし…
 この音伽の出所も含めてザンキさんがうやむやのうちに復活しちゃった印象があるのが残念。 あきらくんがあんなに鬼になるの事に悩んでいるのに、引退した斬鬼さん復活劇をあっさりと描いてしまうのはちょっといただけないなぁ。 復活させるにしてももっとじっくりとして欲しかった。
 十五、十六之巻で描かれた引退劇がドラマとして素晴らしいものだっただけに今回のあっさりとした復活はかなり拍子抜けな感じ。 華々しく引退したプロレスラーがひょっこり復帰しちゃった時に似た“理不尽さ”も感じてしまった。

 消化不良感が漂う今回。あきらくんの葛藤やザンキさんの復活、威吹鬼さんの鬼祓い等々面白い要素が上手く処理し切れていない。
どうせ駅伝の関係で次々回はお休みになっちゃうんだから、思い切って三話1エピソードにしてしまってその分個々のネタを膨らませてもくれたほうがありがたかったかな。
 特に鬼祓いがうやむやになってドラマ上で上手く活かされなかったのが残念。これだけでワンエピソード作れそうなネタなのに…
宗家であるイブキさんは確かに「鬼になることへの葛藤」とは無縁だけど、宗家なりの苦しさ宗家に課せられた義務や責任も当然あるわけです。「鬼祓い」ってのはそのひとつの表れじゃないかな。 「道を外れた鬼」を正す役であるためには、宗家は決して道を外れてはならない。 つまり「鬼である事への葛藤や迷い」を持つことは許されない。 それってものすごいプレッシャーですよね。 
この「鬼祓い」って設定はよく膨らませればイブキさんだけが持つ、宗家としての重圧や悩みが描けたと思うし、あきらくんの悩みと上手く対比させれば面白くなったんじゃないかなぁ。 
 イブキさんに「あきらに鬼の影の領域に踏み込んで欲しくない」と言わせるなら、あきらくんをザンキさんに預けた理由も「鬼祓いの可能性を考慮したイブキさんがそれを見せたくなかったから」にすれば良かったのに・・・ 鬼のヨロイを盗んだシュキがザンキさんと師匠であった為にイブキの意に反して皮肉にもあきらくんを影の部分にさらしてしまう・・・なんて展開だったらドラマチックだったかも
 そのあきらくんに対してフォローがなかったのも消化不良の一因。 ラストでシュキさんとザンキさんの二人だけにしてシーンとしての美しさを優先させたのはいいとしてもシュキさんの口から一言ぐらいあきらくんについての言葉があってもよかったのに・・・ 威吹鬼ともども戦闘のドサクサで忘れ去られてしまってかなり不憫。
 忘れ去られたといえばトドロキくん。 雷神に乗ってシュキに会いに行ったザンキさんと、すごいスピードで走って追いかけたあきらくん(桐矢京介並の足の速さだ!) そんな勝手な二人に置き去りにされたトドロキくんがかなり可哀想(笑)  
あきらくんはおそらくあのまま失踪、ザンキさんもなんとなくあのまま帰っちゃいそうな感じだったし、視聴者からもすっかり忘れられてたみたいだし、あの後不貞腐れただろうなぁ(笑)
 ザンキさんの弟子であるトドロキくんとシュキさんの絡み無かったのも残念な点。 トドロキくんって今回ホントにドラマ上は蚊帳の外だったんだよな。 セリフは多かったけど音錠を奪われるだけの損な役回りだったのが不憫だ。
 

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